実践女子大学が東京サマーランドと「プールサイドで映える」限定メニュー開発

実践女子大学・実践女子大学短期大学部と株式会社東京サマーランドは、パフェとレモネードの夏季限定メニュー2種類を共同開発。2021年7月22日から東京サマーランドで販売している。

夏季限定メニューは、実践女子大学生活科学部食生活科学科の中川裕子准教授のゼミナールに所属する学生と、東京サマーランドの女性社員によるプロジェクトチームが、オンラインでのプレゼンテーションや試食会を重ねながら、完成させたもの。

テーマを「夏のプールサイドで食べたい(飲みたい)インスタ映えするメニュー」とし、地元である東京都多摩地域の地産食材を使うとともに、「リゾート感」「華やかさ」「ヘルシー」などトレンドに敏感な女子大生の視点を活かしたメニューとなっている。

商品名は「アサイーパフェ~南国気分が味わえる~」と「Summer Lemonade(サマーレモネード)」。「アサイーパフェ」は、ポリフェノールや鉄分が豊富なアサイーにビタミンB群や必須アミノ酸が豊富な米麹甘酒を甘味として加えた、ヘルシーを追求したパフェ。ココナッツとバナナ風味のホイップとグラノーラを重ね、フルーツが飾られている。料金は500円(税込)。

「Summer Lemonade(サマーレモネード)」は、夏らしいブルーのレモネードで、混ぜると色が変化する。地産のはちみつ(多摩のアカシアはちみつ)を使用したサッパリした甘味が特徴で、エディブルフラワーでリゾート感を演出している。料金は400円(税込)。

今回の産学連携について、中川准教授は「市場調査からレシピの提案、そして販売に至るまでのプロセスを様々な部署の方と関わりながら進められたことは、大変貴重な経験でした。また、東京サマーランドさまの地元産業の発展に貢献することや地域の活性化につながる活動を伺い、地域連携の重要性を身をもって学びました」とコメントした。

また、開発に携わった学生は来園者に向け、「小腹が空いたときや少し喉が渇いたなという時に、ワンハンドで飲食できるように作りました!食べて飲んで写真も撮って、サマーランドのひと夏の思い出としてご賞味ください!!」と“インスタ映え”する新メニューをPRした。

実践女子大学・実践女子大学短期大学部と株式会社東京サマーランドは、「東京サマーランドのオールシーズンにおける集客および売上の増加、顧客満足度向上に関する研究」が縁となり、その関係をさらに発展し、さまざまな分野においての連携や当社の教育・研究による社会貢献を促進することを目的として、2019年3月に包括的連携協定を締結した。

参考:【大学プレスセンター】パフェとレモネードの夏季限定メニューを22日(祝・木)から販売!実践女子大学が東京サマーランドと産学連携!トレンドに敏感な女子大生の視点を、新メニューに活用

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