アメリカ女子代表ミーガン・ラピノーは、東京オリンピック準決勝カナダ戦の敗北は力不足だったと認めた。
オリンピック準決勝でカナダと対戦したアメリカは、74分に痛恨のPK弾を献上。これが決勝点となり、2001年3月ぶりにカナダに敗れ金メダル獲得を逃した。グループステージ開幕戦ではスウェーデンに0-3で完敗を喫して連続無敗記録がストップするなど、大会を通して本調子ではなかったアメリカ。ラピノーはカナダ戦後のインタビューで、「苦い思いをした」と悔しさを滲ませた。
「私がプレーした試合でカナダには一度も負けた事がなかったから、この敗戦は辛い。まだまだ競争は続く。望んでいた色ではないけど、まだメダルがかかっているし試合に勝ちたい。だけど今は最悪の気分だわ。(なぜ本調子ではなかったか?)喜びを味わえなかった気がする。流れに乗れず、努力が足りないわけでも、誰かが全力でないわけでもなかった。ただ上手くいかなかった。何が原因か分からないけど、いつものような力強さはなかった」。