人気俳優 主演映画製作陣を訴える!利益過少報告で取り分支払われず

俳優のジェラルド・バトラー(51)が、主演作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の製作陣を訴えている。2013年公開の同アクション映画でシークレット・サービスのマイク・バニング役を演じていたジェラルドが、製作会社ニュー・イメージ、ミレニアム・フィルムズ、パドレ・ヌエストロ・プロダクションズを相手取り訴訟を起こした。

ジェラルドと弁護団がロサンゼルス上位裁判所に提出した書類では、これらの製作会社が収入と利益に関し、製作会社幹部に対する約800万ドル(約8.8億円)を含む計1100万ドル(約12億円)以上過少報告されていたことが独立監査で明らかになったと指摘、このことは1000万ドル以上(約11億円)の利益がジェラルドに支払われていないことを意味すると主張している。

ジェラルドは、同作の利益から一切収入を得ていないそうで、詐欺、契約違反、善意かつ公正に取引を行うという暗示の了解に反するなどとして訴えている。

また、製作側が同作から多額の収入を得ていたにも関わらずジェラルドへの支払いをしないために大幅に偽った収入額を提示したとした上で「『エンド・オブ・ホワイトハウス』の利益を手元に留めておくために、その利益を隠すのがプロデューサー達のやり方のようだ」と記されている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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