【東京五輪・野球】韓国メディア「日程が殺人的」「日本の金メダルのためのトリック」と “難癖”

準決勝で侍ジャパンと対戦する野球韓国代表(ロイター)

試合前から火種がくずぶっている。東京五輪の野球日本代表・侍ジャパンは4日の準決勝で韓国と対戦する。

オープニングラウンドA組1位の日本は、B組1位の米国にも2日のノックアウトステージで勝利し、3連勝と乗りに乗っている。一方の韓国代表はB組2位でノックアウトステージに進出。「中央日報」などの韓国メディアは、KOステージ初戦のドミニカ共和国戦の終了後から「約13時間休んだだけ」で同ステージ第2戦のイスラエル戦に臨んだことから「殺人的スケジュール」だと報じた。

それだけでなく韓国メディアは大会日程と運営方法にも厳しい論調だ。今大会は出場国が6か国と少ないこともあり、できるだけ多くの試合が組めるようにダブルエリミネーション方式が採用されている。

これについても「変則敗者復活戦」と名付けた一部のメディアなどで「日本が目標とする金メダルを獲得するためのトリック」「戦力を備えた日本の『安全装置』に作用」と記事、コラムなどで評している。

ただ、文句を言うなら韓国がオープニングRを1位通過すればよかっただけの話。厳しい日程についても五輪開始前からわかっていたことで、日本だけが有利というわけではないのだが…。

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