東京五輪の野球でドミニカ共和国代表のC・C・メルセデス投手(27=巨人)がイスラエル戦(3日、横浜)に先発したが、5回途中4失点KOとなった。
4回まで無安打投球と安定感が光った左腕だったが、2点リードの5回に突如として崩れた。先頭打者・ガイレンは空振り三振に打ち取ったものの、続くリックレスから四球を挟んで5連打を浴び一挙4失点。突如の乱調で、無念の途中降板となった。
その後の試合は一進一退の攻防となったが、ドミニカは5―6で迎えた9回、ミーゼスのソロ弾で同点とし、なおも二死一、三塁からバティスタがサヨナラ安打。メルセデスの炎上を帳消しにする劇的勝利を収めた。