【森保ジャパン】主将の吉田麻也が涙目コメント「最後はメダリストになりたい」

悔しい吉田

森保ジャパンが東京五輪の準決勝スペイン戦(埼玉)で延長戦の死闘の末に0―1と敗れ、主将のDF吉田麻也(32=サンプドリア)は試合後に涙を浮かべながら銅メダル獲得へ気持ちの切り替えを強調した。

吉田は7月31日の準々決勝ニュージーランド戦に続き、この日も延長含め120分を戦い抜いたが無念の惜敗。目標の金メダルは夢散した。

試合直後の吉田は悔しさで涙目だったが、6日に行われるメキシコとの3位決定戦(埼玉)に向けて精神面の重要性を強調。「もう次勝つしかない。ここまで来たら気持ちの問題だと思う。精神面を話すのはあんまり好きじゃないけど、ここからはメダルを取りたいと思う気持ちが強いほうが勝つ」と言葉を振り絞った。

メキシコとは1次リーグで対戦して2―1と勝利しているが、ここまで来たら前戦の結果は参考にならないことは理解している。

「2日間良いリカバリーをして、最後はメダリストになりたい」。日本サッカー界の悲願である53年ぶりのメダル獲得へ向けて、夢舞台で最後の戦いに臨む。

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