横浜市鶴見区の京三製作所の工場2棟に放火したなどとして、横浜地検は3日、現住建造物等放火や非現住建造物等放火などの罪で、無職の男(23)=大和市=を起訴した。認否は明らかにしていない。
起訴状などによると、被告は1月14日、従業員らがいた同社工場(鉄骨鉄筋コンクリート5階建て)に侵入、ガスバーナーで放火して約1830平方メートルを焼損させた、とされる。さらに近くにある無人の第2工場(鉄骨2階建て)に侵入し、同様の手口で放火して約500平方メートルを焼損させた、とされる。
県警によると、被告は当時、同社工場の警備員だった。