<レスリング>川井友香子が決勝進出、世界女王と金メダルをかける…2021年東京オリンピック・第3日(1)

 

2018年世界チャンピオンにリベンジし、決勝進出を決めた川井友香子(サントリーグループ・ジャパンビバレッジ)

 2021年東京オリンピック第3日は8月3日、千葉・幕張メッセで男女3階級の準決勝までが行われ、女子62kg級の川井友香子(サントリーグループ・ジャパンビバレッジ)が3試合を勝ち抜き、決勝進出を決めた。2019年世界チャンピオンのアイスルー・チニベコワ(キルギス)と対戦する。

 川井は1回戦で2019年世界選手権59kg級2位のリュボフ・オフチャロワ(ROC=ロシア・オリンピック委員会)にテクニカルフォール勝ち。2回戦で2019年世界選手権3位のヘンナ・ヨハンソン(スウェーデン)を10-2で下した。準決勝は、2018年世界選手権決勝で敗れたタイベ・ユセイン(ブルガリア)と対戦。3-2で競り勝ち、リベンジを果たすとともに、金メダルへ“あと1勝”とした。

 川井の成績は下記の通り。男子グレコローマンは日本選手の出場がなかった。


女子

 【62kg級】川井友香子(サントリーグループ・ジャパンビバレッジ) 16選手出場
決 勝 Tynybekova, Aisuluu A(キルギス)
準決勝 ○[3-2]Yusein, Taybe Mustafa(ブルガリア)
2回戦 ○[10-2]Johansson, Henna Katarina(スウェーデン)
1回戦 ○[Tフォール、3:46=10-0]Ovcharova, Lyubov(ロシア・オリンピック委員会)

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