レスリングの女子68キロ級の敗者復活戦(3日、幕張メッセ)はリオデジャネイロ五輪69キロ級金メダルの土性沙羅(26=東新住建)が周風(中国)を下し、3位決定戦に進んだ。
初戦(2日)で女子最強の呼び声が高いストックメンサ(米国)にテクニカルフォール負けし、2大会連続金メダルの夢はなくなった。だが、ストックメンサが決勝に進んだことで敗者復活戦に回るチャンスを得た。
土性は「後がない状態で、しっかりやり切ると決めていたので、自分のレスリングができてよかたった。金メダルを目指していたので悔しかったけど、メダルは絶対に取って帰ると気持ちは切り替えた」と振り返った。
また銅メダルがかかる一戦に向けて「自分の攻める姿勢を崩さず、レスリングをしっかりやっていきたい」と気合を入れ直した。