【森保ジャパン】久保建英が3位決定戦へ前向き「麻也さん、宏樹さんにメダルを」

久保は決勝進出がかなわず肩を落とした

MF久保建英(レアル・マドリード)がメキシコとの3位決定戦で最後の意地を見せる。5試合連続出場となったスペイン戦は定位置のトップ下でプレー。個人技を生かしてチャンスを演出し、チーム最多となる3本のシュートを放つも、この日はゴールが遠かった。延長戦前に堂安とともに交代。“第2の故郷”に敗れる瞬間をベンチで迎え「何もないですね…。出すことを全部やって負けたので、涙も出てこない」と声を落とした。

それでもこれまで3ゴールを決め、日本をベスト4までけん引したエースとして手ぶらで帰るわけにはいかない。「せめてものけじめで(オーバーエージの吉田)麻也さん、(酒井)宏樹さんに銅メダルを渡して帰りたい」と前を向いた。

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