東京五輪準決勝のスペイン戦(3日、埼玉)で延長戦の末に0―1と敗れ、金メダルを逃した日本代表・森保一監督の采配が疑問視されている。
日本は延長戦に向けてMF堂安律(PSVアイントホーフェン)とMF久保建英(レアル・マドリード)を同時に交代し、FW前田大然(横浜M)とMF三好康児(アントワープ)を投入。久保と堂安の連係で敵ゴールに迫るシーンをつくりだしていただけに、この戦略にネット上は大紛糾した。
「なんで3試合連続ゴールで決定力のある久保を下げた!」「2人同時交代はないわ」「久保と堂安しかゴールが取れそうもないのに」「PK狙いだったとしてもキープできる2人を外したのはミスでしょ」「交代選手が走れていない」「2人の交代が明らかに裏目だった」「監督の差で負けた」などと否定的な意見が書き込まれた。
実際に、この交代を試合のポイントに指摘した元日本代表の解説者も多くいる中、堂安は交代に「体がボロボロだったので代わって正解」と話していた。もちろん、森保監督も勝利するための作戦だったわけだが、かねて選手交代についてはサポーターから批判が噴出しており、今回の采配も物議を醸しそうだ。