菊池が好投で7勝目 マリナーズはレイズに今季6戦全勝

【マリナーズ4-2レイズ】@トロピカーナ・フィールド

マリナーズは先発の菊池雄星が6回92球を投げて被安打6、奪三振5、与四球2、失点2(自責点1)の好投を見せると、打線もエイブラハム・トロの9号ソロとジャレッド・ケルニックの4号ソロなどで援護。リリーフ陣はレイズに得点を与えず、4対2で勝利した。ア・リーグ東部地区の首位に立っているレイズに対し、マリナーズはこれで今季6戦全勝。明日の試合に勝てば、シーズン通算でのスイープ達成となる。

菊池は1回裏にランディ・アロザレーナの16号先頭打者アーチで先制を許したが、その後は安定感のあるピッチングを展開。4回裏二死から連打を許し、左翼ジェイク・フレイリーのミスが絡んで2点目を奪われたものの、5回裏一死1・2塁のピンチは二者連続の内野ゴロで無失点に抑え、6回裏二死1塁からブランドン・ラウを空振り三振に仕留めて登板を締めくくった。6回6安打2失点(自責点1)の好投で今季13度目のクオリティ・スタートを達成。7勝目(6敗)をマークし、防御率は3.89となった。

マリナーズは2回表一死3塁からカル・ローリーの犠飛で同点に追いつくと、4回表にはトロとケルニックという期待の若手2人に一発が飛び出して2点を勝ち越し。1点リードで迎えた6回表にはレイズの守備の乱れにも助けられ、貴重な追加点を奪った。菊池の降板後はケーシー・サドラー、ポール・シーウォルド、ディエゴ・カスティーヨの3人が無失点リレー。レイズから獲得したカスティーヨには移籍後初セーブが記録された。

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