なにわ男子が感涙! 高校野球の魅力を学ぶ「驚学甲子園」が放送

ABCテレビでは、第103回全国高校野球選手権大会の前日となる8月8日に、開幕直前スペシャル「驚学甲子園」(午後4:00、関西ローカル)を放送。今年の「高校野球応援し隊」に就任したなにわ男子(西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也)が高校野球の知られざる魅力を学ぶ。

舞台となる教室には、なにわ男子と昨年の交流試合でパワーソングを担当したベリーグッドマンのMOCA、ABC高校野球中継内で放送するショートドラマ「海と空と蓮と」(8月9日スタート/全11話)に出演する山口まゆ、東進ハイスクールの村瀬哲史氏ら、各方面で活躍するスペシャリストが集結。「熱闘甲子園」キャスターのABCテレビアナウンサー・ヒロド歩美がクラス担任を務める。高校野球版の4科目「歴史」「理科」「音楽」「道徳」では、一体どんな内容で、なにわ男子は何を“驚学“するのか?

1限目は「歴史」。“アルプススタンド”という呼び名の由来、今で3代目となる深紅の大優勝旗にまつわるエピソードなどを、村瀬氏が巧みな話術で解説していく。優勝旗の製作費を「高3のお年玉くらいとして、3万円?」と予想した藤原に対して、大西は「3桁はしそうな気がする」と予想するが、みんなが驚いた製作費とは?

2限目の「理科」では、済美高校の野球部出身コンビ・ティモンディ(高岸宏行、前田裕太)が甲子園球場へ行き、アルプススタンドからの応援の力を検証。また、球場整備のプロ「阪神園芸」が扱う貴重なグッズに関するクイズを出題する。VTRの後半には、高校時代はアルプススタンドで応援していたティモンディが甲子園のマウンドに立ち、互いに1球ずつボールを投げさせてもらうシーンも。

さらに、ティモンディが感激するサプライズが待ち構える。なにわ男子も思わずウルっとなってしまう出来事とは一体?

続く3限目の「音楽」では、藤原が教壇に立ち、“応援の世界”を解説する。「丈くん、先生になれそう」と長尾が言うように、颯爽と授業を始める藤原。手始めに、2019年の甲子園で使われていた応援曲の数を生徒たちに発表する。知っているようで知らない、その数字とは?

その数多ある応援曲の中には、“魔曲”と恐れられている曲がある。それが智辨和歌山・智辨学園の「ジョックロック」。何がそんなに怖いのか、藤原は、過去の試合映像や対戦相手のコメントからひもといていく。授業中、「(なにわ男子が歌う)『夢わたし』も応援歌で演奏してほしい」という声がメンバーそれぞれから上がると、なにわ男子を代表して大西があざとかわいい笑顔で「ぜひとも使ってください!」とアピールする場面も。

4限目の「道徳」を担当したのは、自身も高校球児だったMOCA(ベリーグッドマン)。長崎商業高校にスポットを当て、昨夏の大会が中止となり、甲子園への無念を後輩に託して卒業した高校3年生と、先輩の思いを引き受けた球児たちの絆を紹介する。映像を見る西畑をはじめ、なにわ男子のメンバーたちの目からは熱い涙があふれる。

このほか「休み時間」には、藤原が出題する高校野球クイズになにわ男子が挑戦。間違えたら、連帯責任で特製ドリンクを6人が飲み、全員正解すれば、藤原が飲むというルールでスタート。その勝敗の行方にも注目だ。

収録を終え、西畑は「僕らは“応援し隊”という立場なんですが、今日の収録で映像を見させてもらって、こちら側が勇気づけられるというか、『もっと頑張らなあかんな』と思いました。これが高校野球の魅力なんだとも感じました。今年の夏は、球児の皆さんとお互いに高め合うことができればいいなと思っています」とコメント。

大西は「収録を終えて、今年は今まで以上に特別な大会だとあらためて思いました。甲子園はたくさんの方が輝ける舞台だと思います。僕らも微力ながら応援させていただきますので、頑張ってください」、道枝は「去年が中止になった分の思いを、全力で今年の甲子園にぶつけてほしいと思います。いい景色が見られるように頑張ってください。僕たちも『夢わたし』とともに全力でサポートさせていただきます」と、ともにエールを送った。

高橋は「僕らの『夢わたし』という楽曲が、『熱闘甲子園』で流れるということで、各学校の応援ができて、すごくうれしいです。夢を持って頑張っている球児たちと形は違えど、僕らも夢を追っているので、お互いに頑張りましょう!」、長尾も「夢をつかみ取りに行く球児の皆さんの姿は、僕らの背中を押してくれます。僕らは、『夢わたし』で皆さんの背中を押せたらと思っています。お互いに支え合いつつ、頑張りましょう!」と熱い思いを伝える。

藤原は「球児の皆さんは各地方の代表校として、それぞれの思いを胸に背負ってこの夏を駆け抜けてほしいです。チーム一丸となって優勝旗目指して、頑張ってください。僕も応援しています」、大橋は「つらいことも楽しいことも、この1年でいろんな思いがあったと思います。その思いを僕たちも一緒に背負って前に進むので、失敗を恐れず挑んでください。僕たちが見ています。頑張れ!」とメッセージを寄せている。

なお、本日8月4日には、同局のニュース情報番組「キャスト」(月~金曜午後3:45、関西ローカル)で、なにわ男子による「夢わたし」合唱&ダンス企画が放送される。こちらも要チェックだ。

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