クラシック愛好家へのアンケートに基づく人気ランキングで選盤された名盤シリーズ『クラシック百貨店』第4弾、室内楽,歌劇&声楽編の20タイトルが本日8月4日発売になった。
室内楽,歌劇&声楽編の人気ランキングでは、3位が歌劇のジャンルからビゼーの歌劇《カルメン》、2位は室内楽のジャンルからフランクのヴァイオリン・ソナタ、そして、1位は歌劇のジャンルからモーツァルトの歌劇《魔笛》という結果に。
声楽のジャンルでは5位のモーツァルト:レクイエム ニ短調が最高位となり、室内楽,歌劇&声楽編では10位から1位までに、モーツァルトの作品が4曲ランクインする結果となった。
『クラシック百貨店』では、1位のモーツァルト: 歌劇《魔笛》はカール・ベーム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による1964年に録音された作品が、2位のフランクのヴァイオリン・ソナタにはオーギュスタン・デュメイとマリア・ジョアン・ピリスの演奏による作品、そして、3位のビゼーの歌劇《カルメン》は、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による名盤が選盤されている。
そして、今回の『クラシック百貨店』室内楽,歌劇&声楽編のCDのブックレットには、作家・中山七里がエッセイを書き下ろしている。
今回の寄稿に対して、中山は次のようにコメントを寄せている。
「公言できるほどのクラシック・ファンでもないくせに、ドビュッシーの名曲を素材にした小説でデビューすることができた。従ってクラシックにはひとかたならぬ恩がある。今回、エッセイの依頼を引き受けたのはわずかでもその恩返しができればと考えたからだ。僕の拙い文章で一人でもクラシックに興味を持ってもらえれば、これに勝る喜びはない。」
なお、クラシック百貨店シリーズは、今回の室内楽、歌劇&声楽曲編に続き、8月18日にはシリーズ最後となる交響曲編20タイトルの発売を予定。ブックレットには、赤川次郎のエッセイが掲載される。
■リリース情報
『クラシック百貨店』
6/23(水)発売 第1回 器楽曲編 20タイトル
7/7(水)発売 第2回 協奏曲編 20タイトル
7/21(水)発売 第3回 管弦楽曲編 20タイトル
8/4(水)発売 第4回 室内楽、歌劇&声楽曲編 20タイトル
8/18(水)発売 第5回 交響曲編 20タイトル
SHM-CD仕様・グリーン・カラー・レーベルコート
1枚:¥1,650(税込)、2枚組:¥2,420(税込)