ツインズ逆転勝利 前田5回5失点、秋山は前田から安打

【ツインズ7-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ツインズは1点ビハインドで迎えた9回表一死1・2塁の場面でホルヘ・ポランコが17号3ランを放ち、7対5で逆転勝利。3本塁打を浴びて5回7安打5失点で降板した前田健太は5敗目を喫する可能性があったが、ポランコの一発に救われた。レッズは前田から3本塁打を放ってリードを奪ったものの、クローザーのヒース・ヘンブリーが大誤算。連続四球でピンチを招き、逆転本塁打を浴びるという最悪のピッチングだった。

2回まで無失点に抑えた前田は、ブレント・ルーカーのタイムリー二塁打で先制してもらった直後の3回裏、エウヘニオ・スアレスの21号ソロ、タッカー・バーンハートの5号ソロ、ジェシー・ウィンカーのタイムリー二塁打で3失点。5回表に自らヒットを放ってチャンスメイクし、ミッチ・ガーバーの12号逆転3ランを呼び込んだが、5回裏一死から代打の秋山翔吾にレフトへのヒットを許し、ジョナサン・インディアに11号逆転2ランを献上してこの回限りでマウンドを降りた。

秋山は5回裏一死走者なしの場面で先発投手のタイラー・マーリーの代打として登場。同級生の前田とのメジャー初対決が実現した。カウント1-2と追い込まれたあとの5球目、外角低めへのスプリッターをうまく拾ってレフトへのヒット。次打者インディアの逆転弾につながる貴重な一打となった。1打数1安打で今季の打率は.207、OPSは.527に上昇。前田は敗戦投手こそ免れたものの、5回84球を投げて被安打7、奪三振9、与四球1、失点5という内容で今季の防御率は4.65となっている。

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