厚生労働省、誓約に違反した入国者1名の氏名公表 計4名に

厚生労働省は8月4日、入国時の誓約に違反した1名の氏名を公表した。

公表されたのは、7月24日にオーストラリアから福岡に到着し、登録されている待機場所から、健康状況や位置情報の報告、ビデオ通話に一度も応答がなかった、ヨネダユウサク(宮崎県在住もしくは居住、20代)の1名。厚生労働省による違反者の発表は、8月2日に次いで2回目で、計4名となった。

1月13日に公表された水際対策強化に係る新たな措置では、すべての入国者に対し、14日間の公共交通機関不使用や自宅もしくは宿泊施設での待機、位置情報の保存などの誓約を求めている。氏名や感染防止に資する情報が公表されるほか、在留資格保持者は在留資格の取り消しや強制退去の対象になるとしている。

© Traicy Japan Inc,