【五輪卓球】男子準決勝、注目のオーダー発表 日本男子は“左左ペア”起用 水谷vsボルが実現

<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>

4日、東京五輪卓球競技の男子団体準決勝で、日本とドイツが対戦する。メダルを懸けた一戦に向け、両チームのオーダーが発表された。

日本vsドイツ

写真:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)/提供:ロイター/アフロ

リオ五輪の準決勝でも対戦した宿敵・ドイツ。ロンドン五輪、東京五輪男子シングルス銅メダリストのドミトリ・オフチャロフ(世界ランキング7位)、40歳ながらいまだ世界トップクラスの実力を誇るティモ・ボル(同10位)、混合ダブルスでは日本ペアを追い詰めたパトリック・フランチスカ(同17位)と穴のない布陣だ。

対する日本は、1回戦は水谷隼(木下グループ)/丹羽孝希(スヴェンソン)の左利き同士のダブルスを起用したが、準々決勝では打って変わって丹羽孝希/張本智和(木下グループ)のペアを起用した。悲願の金メダルへ負けられない一戦、オーダーが注目されていたが、準決勝で日本は水谷/丹羽ペアを起用した。

写真:水谷隼(写真右)と丹羽孝希(写真左)/提供:ロイター/アフロ

シングルスエース起用の張本は、オフチャロフとは通算3勝4敗で2021年も2試合で1勝1敗とほぼ互角、フランチスカには4勝0敗と相性が良い。また水谷は、通算2勝16敗のボルと対戦することになった。しかし、リオ五輪団体戦の大舞台では3-0と完勝を収めており、今大会もその再来が期待される。

写真:張本智和(木下グループ)/提供:ITTF

卓球ファン注目の一戦は、19時半より決戦の火ぶたが切って落とされる。

男子団体準決勝

日本 – ドイツ

丹羽孝希/水谷隼- パトリック・フランチスカ/ティモ・ボル

張本智和 – ドミトリ・オフチャロフ

水谷隼 – ティモ・ボル

張本智和 – パトリック・フランチスカ

丹羽孝希 – ドミトリ・オフチャロフ

文:ラリーズ編集部

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