【新型コロナ】横浜市、50~64歳ワクチン予約 11日から開始 40歳以上は16日、12歳以上23日から

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、横浜市は4日、64歳以下を対象とした集団・大規模接種予約の受け付けを11日から3段階に分けて開始すると発表した。64歳以下を対象とした市内の医療機関約1550カ所での個別接種も6日以降順次、予約を受け付ける。市は11月末までに希望する全市民への接種完了を目指すとしている。

 市は6日に12~64歳の対象者245万人宛ての案内はがきを発送する。各区の公会堂などで行う集団接種(ファイザー社製ワクチン)と横浜ハンマーヘッド(同市中区)で行う大規模接種(モデルナ社製ワクチン)については、市の予約専用ウェブサイトと電話予約センターで受け付ける。

 50歳以上を対象とした予約(集団接種約2万5千人分、大規模接種約1万9800人分)は11日午前9時から、40歳以上を対象とした予約(集団接種約3万2千人分、大規模接種約1万9800人分)は16日午前9時から、12歳以上を対象とした予約(集団接種約2千人分、大規模接種約1万9800人分)は23日午前9時から受け付けを始める。接種は16日からスタートし、12~16歳の接種には保護者の署名が必要となる。

 各医療機関での個別接種(ファイザー社製)は年齢に関係なく、6日以降に順次予約を受け付ける。予約開始時期や予約方法、接種日時は医療機関によって異なる。接種には市が送付した接種券が必要となる。

 市の担当者は「手法別に見ると、医療機関での個別接種が最も多く回数を予定している。個別接種を積極的に検討してほしい」と呼び掛けている。

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