【侍ジャパン】吉田正が大会通算3割キープ 2点目適時打「由伸が頑張っていたので」

しぶとく拾って中前適時打を放った吉田正

東京五輪・野球の準決勝・韓国戦(横浜)に「3番・指名打者」として先発フル出場した吉田正尚外野手(28=オリックス)は3打数1安打1打点の内容で、決勝進出に貢献。パ・リーグトップ打率の好打者は、大会通算でも3割1分3厘と好調を持続している。

1―0と1点をリードした5回一死三塁の第3打席では、前進守備を敷いた相手二遊間の間を鋭く割る中前への適時打で追加点をゲット。「打点を稼げるように、何とかバットに当てて1点をとってやろうと思っていた。(先発の)由伸が頑張っていたので良かったです」と振り返った。

悲願の金メダルまであと1勝。「韓国は非常に強いチーム。最後までドキドキするゲームでした。決勝もチームに何でもいいので貢献したい」と力を込めて次戦への思いを口にした。

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