【きょう(木)の天気】猛烈な暑さ続く 40℃に迫る危険な暑さも 熱中症に警戒 沖縄や奄美は強まる雨や風に注意

きょう(木)の全国の天気と予想最高気温

 きょう(木)も35℃以上の猛暑日となる所が続出する見込み。大分県の日田では39℃、佐賀や大阪、甲府などで38℃まで上がり、危険な暑さが予想される。外出は避け、冷房を使うなどして熱中症に警戒が必要となる。また、沖縄付近の熱帯低気圧は台風に発達する見込み。沖縄や奄美は強まる雨や風に注意が必要だ。

きょうも猛暑日地点続出へ

きょう(木)の最高気温分布予想と熱中症警戒アラート発表地域

 きのう(水)は、山梨県の勝沼で39.7℃と、全国で今年の最高気温を更新し、全国の185地点で猛暑日となった。

 きょう(木)も、広い範囲で晴れて強い日差しが照りつける。

 日中の気温は35℃以上となる所が多く、日田で39℃、佐賀や熊本、大阪、京都、甲府などで38℃と、40℃近くまで上がる所もある見込み。

〈5日の予想最高気温〉

 39℃ 日田(大分)

 38℃ 熊本、佐賀、久留米(福岡)、大阪、京都、甲府

 37℃ 岡山、奈良、岐阜、若松(福島)など

きょう(木)夕方の発雷確率

 東京も35℃と、この夏初めての猛暑日となる予想。今年一番の暑さとなる所もありそうだ。札幌も32℃と、16日連続の真夏日となる見通し。

 朝晩も蒸し暑く、日差しのもとではさらに厳しい暑さとなる。きょうも九州から東北の広い範囲に熱中症警戒アラートが発表されている。暑い時間の外出は避けて、部屋の中でもこまめに水分をとるなど、熱中症に対策が必要だ。

 気温の上がる午後は山沿いを中心に、にわか雨や雷雨になる所がある見込み。

新たな台風発生へ 沖縄や奄美は雨風強まる

きょう(木)午前3時の発達する熱帯低気圧と台風9号の位置と予想進路

 沖縄付近の熱帯低気圧は、今後台風に発達する見込みで、あす(金)にかけて沖縄や奄美に接近し、土曜日から日曜日にかけて西日本や東日本に接近するおそれがある。

 沖縄や奄美では雨や風が強まり、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所もありそうだ。あす(金)明け方までに沖縄の多い所で150ミリ、奄美で100ミリの雨が予想されている。強い風やうねりを伴った高波にも注意が必要となる。

 また、南シナ海の台風9号も北東へ進み、週明けに日本列島に近づくおそれがある。どちらも後半の予報円が大きく進路が定まっていないため、今後も最新の情報に注意が必要だ。

(気象予報士・及川藍)

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