一見、普通の地球儀だけど…「日本文具大賞」機能部門グランプリの特徴とは?

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。7月15日(木)放送の「フラトピ!」では、“最新のアイデア文房具”を紹介しました。

◆年に一度開催、文具のアワード「日本文具大賞」

機能やデザインに優れた文房具を表彰する「日本文具大賞」。今年、優秀製品に選ばれたのは、狭い机でパソコン作業をするときにわずかに空いたスペースで使える、ありそうでなかったサイズのノート「isshoni.ノートデスク」(330円~)。

そのほか、ボールペンやタッチペン、スマホスタンドとしても使える1本3役の「ラポルタ スマタテペン」(330円)なども選出されました。

そして、機能部門でグランプリを獲得したのは「ほぼ日のアースボール」(3,960円)という地球儀。

そこには国境や国名が書かれていませんが、なんとタブレットやスマホを使って見てみると、地球儀に国旗が浮かび上がります。

さらに、調べたい国を選んでタッチすると、その国のさまざまなデータが表示。

これはAR(拡張現実)を使って楽しみながら学べる地球儀で、他にもタブレットをかざすと地形が立体的に見える機能や1週間分の雲の動きや気温の変化が見られる機能なども搭載しています。

キャスターの堀潤は「これは世界の奥行きが広がりますね」と驚きつつ、地球儀をタップしたらその国の人と繋がれるようになるなど、さらなる進化を夢想します。

また、この日は日本文具大賞の過去の受賞文房具もチェックしてみることに。まず、2018年に優秀賞を受賞したのは腕に巻きつけることができ、そこに手を汚さずにメモできる「wemo ウェアラブルメモ バンドタイプ」(1,320円~)。これはボールペンで書いても消しゴムで消して再度使うことが可能です。

さらにもう1つ、2011年に機能部門優秀賞を獲得したテープのり「てのりTM」は、のりがテープ状になったものですが、こちらは今「tenori イチオシ」(297円)となってさらに進化。

スタンプ型になり、紙にスタンプを押すだけでテープ状ののりが簡単に貼りつくようになりました。

最新の文房具の数々を目の当たりにした気象予報士で防災士の久保井朝美さんは、「本当にニッチなところというか、いろいろなアイデアによって、新しい商機を掴んでいく、すごいですね」と感心しきり。キャスターの田中陽南も、「wemo ウェアラブルメモ バンドタイプ」の機能性に、平時だけでなく「災害時にも使えそう」と感想を述べていました。

<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

© TOKYO MX