ニュージーランド選手団も帰国便で泥酔、マスク投げつけ大暴れ!「制御不能だった」

今度はニュージーランド代表が…

東京五輪に参加したニュージーランド代表が帰国のフライトで大暴れしたと、地元メディア「Stuff」が伝えている。

同メディアによると、ラグビー7人制やサーフィン、競泳、サッカー、射撃、トランポリンなど各競技の選手らが帰国するチャーター便の機内で大音量の音楽を流し、酒を飲んで通路で踊ったり、歌ったりした上で航空会社スタッフに悪態をつき、新型コロナウイルス対策で着用が求められているマスクを乗務員に投げるなどの行為をしたという。

乗務員がアスリートらに注意し、酒類の提供を止めると警告したものの、騒ぎは収まらなかった。この件を告発した同乗者は「間違いなく通常の飛行ではありませんでした」と、当時の状況を振り返った上で機内アナウンスで何度も注意があったものの「彼らは過度に飲んで、旅の間ずっと制御不能でした」と主張した。

搭乗していたニュージーランドの関係者は「ちょっとしたパーティーフライト」でアスリートの行動は「十分に無実」とコメント。また、ニュージーランドオリンピック委員会(NZOC)は一部のチームメンバーが「何年にもわたるトレーニングと、成功した長期のオリンピックキャンペーンの後」の飛行で「祝われた」と認識していると説明し、ニュージーランド航空から苦情を受けていないという。

先日にはオーストラリア選手団が帰国するフライトの機内で大騒ぎし、航空会社から抗議を受ける事態に発展したが、緊張から解放されたアスリートもオリンピアンとしての振る舞いが求められそうだ。

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