両親の復縁を願う少女 ミュージカル仕立てで描く いまおかしんじ監督作「にじいろトリップ」9月公開

いまおかしんじ監督最新作「にじいろトリップ~少女は虹を渡る~」が、9月25日より劇場公開されることが決まった。

「にじいろトリップ~少女は虹を渡る~」は、離婚秒読みの両親の復縁を願う小学5年生の少女・晴花の切なる思いを、ミュージカル仕立てで描いた39分の短編。「れいこいるか」が2020年度の「映画芸術」日本映画ベスト1に選出された、いまおかしんじ監督が手掛けた。

主役の少女を演じるのは、本作が初主演作となる櫻井佑音。テレビ番組「THE カラオケ★バトル」に出演する歌声を持ち、3月にはファーストミニアルバム「My Precious」をリリースした櫻井佑音が、ミュージカル仕立ての本作で惜しみなく実力を披露している。撮影時11歳の櫻井佑音が主演に決まると、子供から少女になりつつある時期のため、監督は「今、撮らなきゃ、もう機会はない」と考え、新型コロナウイルス対策に細心の注意を払いながら、2020年4月から撮影が行われた。

公開された予告編は、父親の運転する車でキャンプ場に向かう晴花の姿から始まる。そして、離婚間近の両親の姿に内緒で願いがかなうという滝に向かう晴花が、同い年の男の子・大地と道中で出会う様子などが描き出されている。

【作品情報】
にじいろトリップ~少女は虹を渡る~
2021年9月25日(土) より新宿K’sシネマにて公開、以降全国順次
配給:ブロードウェイ
(C)国映株式会社

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