【札幌記念】ブラストワンピースが2週前追い 一昨年に勝利した“思い出の地”で復権目指す

函館のウッドで軽快な動きを披露したブラストワンピース

GⅡ札幌記念(8月22日=札幌芝2000メートル)への出走を予定しているブラストワンピース(牡6・手塚)が5日、在厩中の函館競馬場で2週前追い切りを行った。

前走のGⅢ鳴尾記念(3着)に続いてコンビを組む岩田康を背にウッドで単走。ゴール前はビシッと追われ、5ハロン68・8―38・7―12・2秒(一杯)をマークした。今後も函館で調整を続け、レース直前に札幌競馬場に移動予定。18年のグランプリホースが一昨年に制している札幌記念で復権なるか、注目だ。

岩藤助手の話「ジョッキーも前回美浦で乗った時(鳴尾記念の1週前追い)に比べて今回のほうが気持ちが入っていていいと言ってくれました。順調に来ていますし、競馬場での調整だからか油断するところがなくて、普段も気持ちの入ったいいキャンターをしてくれています。馬体重は556キロありますが、札幌への輸送もあるので前走(548キロ)と同じか、少し減るくらいで出走できそうです」

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