【東京五輪】選手村のベッド&壁〝破壊騒動〟 組織委「調査を進めて適切に対応する」

東京五輪の選手村

東京五輪・パラリンピック組織委員会は5日、オーストラリア代表選手が選手村のベッドや壁を破壊したとされる報道に言及した。

一部報道によると、東京五輪に出場した同国代表選手は選手村の部屋のベッドを破損し、壁に穴をあけるなどの行為をしたという。ただ、損害が小さいことや当該選手も反省していることなどから同国側は処分せず、名前も公表していない。

これについて組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「メディアの報道に対しては、適宜調査を進めて適切に対応させていただく」とした。記者団から「実害が出ているが、損害賠償請求をするのか?」との問いには「一般論ですが」とした上で「ケースバイケースとしかお伝えできませんが、何らかの実害が発生した時にはNOC(各国・地域のオリンピック委員会)に対して適切な対応を求めることはあると思います」と話した。

選手村騒動と言えば、野球に出場したベンジャミン・ワンガー投手(イスラエル)が自室のベッドを破壊する動画をSNSに投稿。すぐに炎上し、同投手は謝罪動画を投稿している。

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