【卓球】男子団体3位決定戦に韓国やる気 日本破れば「雰囲気は金メダル獲得に次ぐ」

韓国は3位決定戦にやる気満々(ロイター)

卓球男子団体で3位決定戦(6日、東京体育館)に臨む日本が〝永遠のライバル〟と言われる韓国と銅メダルをかけて対戦する。

韓国にとって日韓戦は絶対に負けられない戦いだけに、日本にとっては厄介。しかも野球では準決勝で日本に敗れ、サッカー男子では直接対戦こそなかったが、日本のベスト4に対して韓国はベスト8止まりとなった。おまけに獲得メダル数も日本が圧倒しており、一矢報いるつもりなのは間違いない。

そんな中、韓国紙「東亜日報」は、日本との3位決定戦を控える卓球男子団体について「準決勝で中国に敗れてしまったが、最後の相手は日本。韓日戦に勝って銅メダルを獲得したら、最後の雰囲気は金メダル獲得に次ぐものとすることができる」と勝利を期待した。

さらに卓球競技ならではのモチベーションもあるという。この日韓戦に負ければ、男女を通じて卓球はメダルなしに終わる。2016年リオデジャネイロ五輪は男子団体3位決定戦で敗れているだけに、手ぶらで帰るわけにはいかないのだ。団体メンバーの李尚洙は「準備してきたことを出せれば結果はついてくる」と意気込んでいる。

もちろんリオ五輪銀メダルの日本も男子団体でメダルなしに終わるわけにはいかない。ライバル国対決はいつも以上に熱くなりそうだ。

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