城桧吏、酒井大地、「緑黄色社会」登壇『都会のトム&ソーヤ』公開記念イベント!「あと何十回でも観て欲しいなと思います」

城桧吏初主演となる映画『都会のトム&ソーヤ』がTOHOシネマズ日比谷、イオンシネマほか全国公開中。 8月4日に渋谷HUMAXシネマにて、キャストの城桧吏と酒井大地、そして主題歌を担当した緑黄色社会(長屋晴子、小林壱誓、peppe、穴見真吾)を迎え、公開記念イベントを開催。主演・城桧吏と主題歌を担当した人気バンド「緑黄色社会」のメンバーはこの日が初対面。 イベントでは主題歌となった楽曲「アーユーレディー」の制作秘話や、映画の感想について語った。

映画『都会のトム&ソーヤ』公開記念イベント

8月4日(水) ■会場: 渋谷HUMAXシネマ Cinema1(渋谷区宇田川町20-15ヒューマックスパビリオン渋谷公園通り4F) ■登壇者: 城桧吏、酒井大地、緑黄色社会(長屋晴子・小林壱誓・peppe・穴見真吾) 本作の主題歌「アーユーレディー」について城は「初めて聞いた時に、マチトムに関するフレーズがたくさんあって。頭の中に、内人と創也が思い浮かびました。二人の冒険や友情、夢に対する思いが見えてきて、本当にステキな曲だと思いました」と語ると、酒井も「初めて聞いたときはもう鳥肌がすごくて。その歌詞の中に『君と二人、薄暗い部屋の中』という歌詞があるんですが、それを聞いたときに、桧吏と2人で砦の中に入っていったときのことを思い出して、泣いちゃって。曲を聞いて初めて泣いたのが緑黄色社会さんの歌だったので、本当に歌ってくださってありがたいなと思いました」と振り返った。 今回の「アーユーレディー」は映画のための書き下ろしとなったそうで、緑黄色社会のボーカルを担当する長屋が「河合(勇人)監督から名指しでお声掛けしていただいて。それこそ本当に好きなようにやってくれと言われたんです。お任せするよと。もうその気持ちがうれしくて。作品を見たら本当に心からワクワクするような作品だったので。みんなで考えて作りました」と語ると、ギターを担当する小林も「映画を観た後すぐに河合監督と打ち合わせをしたときに『もう分かるでしょ、この映画はアーユーレディーなんだよ』と言われたので、歌い出しをアーユーレディーにしようと思いました。この映画自体、幅広い年齢層の方が見られる映画なので、もちろん少年の目線もあるんですけど、僕らと同じような年代で、夢というものを忘れかけている人の心にも届くようになればいいなと思いました」と述懐。 さらにキーボードを担当するpeppeが「レコーディングの時は、10代の中学生の時のワクワク感を思い出そうということで呼び起こして。それがキーワードになっていましたね。楽しかったです」と続けると、ベースを担当する穴見は「映画の最後がアーユーレディというセリフで終わるんですけど、あそこは観ている方のその後の人生に訴えかけるような内容で。だから映画館を出ても、曲を聴くことによって、この映画のメッセージを思い出せるような。そういう楽曲にしたい、目指したいという思いで、みんなでアレンジを考えていったり、レコーディングに挑んだりしました」と述懐。それぞれが曲に込めた思いを披露。それを聞いた城は「この歌詞が、映画で伝えたいことを伝えてくれているので、何度聴いても聴き足りないくらい大好きです」と笑顔を見せた。 そしてイベントも終盤を迎え、最後のメッセージを求められた長屋は「私も普段から、何か新しいことを始めるとか、夢に向かって何かをするっていうことをちょっとおっくうに感じてしまうところがあったんですけど、この作品を見て、一歩を踏み出すことはすごく大事だなと思わせてもらったので。何かを始めたいなと思っている方、何か自信が欲しいと思っている方にぜひ観てもらいたいですね」とコメント。 続いて酒井が「緑黄色社会さんが歌ってくださっている『アーユーレディー』が流れるエンドロールにも注目していただきたいですし、この作品はこの夏にぴったりの、ワクワクするような、夏にピッタリな作品だと思うので、あと何十回でも観て欲しいなと思います」と呼びかけると、最後に城が「このように、また舞台あいさつができて本当にうれしいです。舞台あいさつに来てくださった皆さん、足を運んでくださった皆さん、そして撮影に関わってくれた皆さんに感謝しています。ありがとうございました」とメッセージを送った。

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