「再び決勝で日本と」 元巨人イ・スンヨプ氏が敗者復活へ挑む韓国にエール

韓国代表は4日の準決勝で日本代表に敗れた【写真:AP】

自身は2008年北京大会、準決勝の日本戦で決勝アーチ

ロッテ、巨人、オリックスとNPB3球団でもプレーし、日韓通算626本塁打を放ったイ・スンヨプ氏が、東京五輪でアメリカと敗者復活戦を戦うことになった韓国代表にエールを送っている。自身のインスタグラムを5日に更新し「米国を破って決勝で日本と再び対戦し、今度はやり返してくれると期待します」とつづった。

イ・スンヨプ氏は現在、KBO(韓国野球連盟)広報大使を務めると同時に、今五輪は韓国のテレビ局SBSで解説にもあたっている。4日の準決勝・日韓戦での激闘と韓国の敗戦を見届け「後輩たちは本当に一生懸命やってくれたが、残念ながら皆が望んだ目標を叶えることはできなかった。試合の重要性を知り、渾身の力を尽くしてくれたことは伝わりました」と健闘を称えている。

決勝進出を果たすために必要なのは切り替えだ。投稿でイ・スンヨプ氏は「昨日はすでに過ぎ、今は今日のために戦わなければならない。米国ともう一度戦うことになりましたが、最初の(準々決勝での)敗戦を挽回してくれると思います」としている。

2008年の北京五輪、準決勝の日韓戦で決勝2ランを放ったイ・スンヨプ氏は、それまで代表の4番に座りながら打率1割台の不振にあえいでいた。どん底からの逆襲を経験しているレジェンドの言葉に、韓国代表はどう応えていくだろうか。

【画像】イ・スンヨプ氏は韓国代表の集合写真とともに、熱い応援メッセージをつづった

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(Full-Count編集部)

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