広島県被団協 原爆死没者の慰霊式「命ある限り力を尽くしていく」 

県被団協の原爆死没者 慰霊式典が去年に引き続き規模を大幅に縮小して行われました。

例年は原爆の日に行われ100人以上が参列する式典。今年も去年に続いて県被団協の役員ら約10人のみが参加し、犠牲者に祈りをささげました。

今年1月に核兵器禁止条約が発効するものの廃絶に向けた動きは進んでいないとして命ある限り力を尽くしていくと話していました。

(県被団協箕牧智之理事長代行)

「(核兵器)廃絶の方向へしていかないと、人類はやがて滅亡の一途をたどるようなことがあってはいけない」

参列者は犠牲者に花をたむけ、平和への誓いを新たにしました。

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