神奈川県茅ケ崎市は5日、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う緊急事態宣言発令を受け、サザンビーチちがさき海水浴場を7日から休場すると発表した。
期間は宣言解除までとしており、事実上、今夏は7日以降開設されないことになる。駐車場も終日閉鎖となる。
同海水浴場は県が示したガイドラインを踏まえ、入り口を1カ所にするなど独自の感染対策を講じた上で、7月17日から開設している。海の家は例年の半数程度の6店舗が営業している。
休場後も万一の事故に備え、ライフセイバーや警備員による監視、巡視活動は継続する。砂浜での飲酒やバーベキュー、花火、騒音の原因となる音響機器の使用は禁止する。
市産業振興課は「市内でも感染者数が増加しており、人流抑制のため休場を決めた」としている。
緊急事態宣言の発令を受け、逗子市や葉山町の海水浴場も休場となった。