【卓球】女子団体は中国に敗れ銀メダル 伊藤美誠「悔しい気持ちだけど、楽しくできた」

中国に敗れ女子団体は銀メダルに終わった

東京五輪卓球女子団体決勝(5日、東京体育館)で、日本は中国に0―3で敗れ、銀メダルとなった。2012年ロンドン五輪銀メダル、16年リオデジャネイロ五輪銅メダルに続く3大会連続のメダル獲得となった。

やはり卓球界で絶対的な存在である中国相手に完敗した。第1試合のシングルスは石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)組が最初のゲームを先取したものの、陳夢、王曼昱組の反撃を食い止めることができず黒星発進。これで中国が完全に目を覚まし、主導権を握られてしまった。直後のシングルスではエースの伊藤美誠(スターツ)が孫穎莎の前に屈し、いよいよ厳しくなると、第3試合も平野が落として王国への挑戦は幕を閉じた。

混合ダブルスの金、シングルスの銅に続くメダル獲得となった伊藤は「勝ちたかったし、悔しい気持ちだけど、楽しくできた」と振り返った。平野は「2本使ってもらったのに、勝てなくて悔しい」。最年長の石川は「悔しさは大きいけど、中国の強さを感じた。(チームメートの)2人は心強かったし、最高の雰囲気でできて感謝しかない」と語った。

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