新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で5日、1人の死亡と、男女1846人の感染が新たに確認された。1日当たりの新規感染者数としては2日の1686人を上回り、過去最多となった。新規感染者数が千人を超えたのは9日連続。
茅ケ崎市は、30代男性の死亡を発表。市によると、男性はクラスター(感染者集団)が発生した医療施設の入院患者だった。新型コロナ以外の疾患で入院中の7月26日に陽性が判明。当初は無症状だったが、8月4日に死亡した。
横浜市では、職員4人が感染していた小学校で新たに職員2人の陽性が判明。認可保育園では職員1人の感染が新たに判明して感染者は職員2人と園児3人の計5人となり、市はいずれもクラスターと認定した。
川崎市では、川崎区の特別養護老人ホームで職員3人、入居者5人が新たに陽性と判明。同施設の感染者は計10人となり、市はクラスターと認定した。
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県は5日、県内で既に公表されている感染者のうち、男女381人がインドに由来するデルタ株に感染していた疑いがあると発表した。