米格闘技団体「ベラトール」は5日、〝氷の皇帝〟エメリヤーエンコ・ヒョードル(44)が10月23日のロシア・モスクワ大会メインでティム・ジョンソンと対戦すると発表した。
ヒョードルがMMAの試合に臨むのは、2019年12月のベラトールさいたまスーパーアリーナ大会でクイントン〝ランペイジ〟ジャクソンに1RTKO勝ちして以来約2年ぶり。その後自身も1月に感染するなど、新型コロナウイルス禍により実戦から遠ざかっており、久々の試合となった。
現在はロシアで「チーム・ヒョードル」を立ち上げ、ベラトールのライトヘビー級王者ワジム・ネムコフや暫定ヘビー級王者バレンティン・モルダフスキーが所属するなど指導者として活躍。だが今回はベラトールでヘビー級2位につけるバリバリのトップファイターを相手に、プレイヤーとして健在なところを見せつけてくれることを期待したい。