東京五輪卓球女子の伊藤美誠への〝妨害ライト事件″が、日本テレビ系の情報番組「スッキリ」のクルーによるものであることが分かった。
これは「デイリー新潮」が5日に報じたもの。7月28日の女子シングルス準々決勝の試合中、「取材クルーのカメラライトがまぶしい」と伊藤が審判にアピールするシーンがあった。相手が韓国の選手だったため、ネット上では「韓国のテレビ局の妨害行為」などと炎上したが、実は「スッキリ」のカメラだったことが発覚。「デイリー新潮」によると、日テレもこれを認めているという。
悪意はなかったとはいえ、報道されるまで「スッキリ」側が事実を明らかにしなかったため、ネットは大荒れ。
「スッキリ」を巡っては今年3月の放送で、アイヌ民族に対する差別ととれる発言が問題に。先月、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会から「放送倫理違反があった」とされたばかりだ。
立て続けの醜聞に業界では同番組の〝打ち切り〟危機もささやかれている。MCを務める加藤浩次は吉本興業を離れ、現在はフリーの立場。「終わり」と言われれば抗えない立場ではある。
まさかこんなカタチでピンチを迎えることになろうとは…。