キャンプの相棒とも言える車。しかし面倒でついつい後回しにしがちなのが「車の掃除」です。砂利道や舗装されていない道を走行して泥ハネで汚れてしまったり、テントやチェアに残った砂汚れによって車内も実はかなり汚れています。そこで今回はオートキャンパーの筆者がいつもしている、キャンプ後の車のお手入れ方法についてご紹介します!
車でキャンプに出掛けた後はボディも車内も掃除必須! キレイにする方法と便利アイテムをご紹介!
キャンプ場への移動荷物の運搬、そしてオートキャンプとしても大活躍する車は、その都度掃除が必要になります。
アウトドアは一般の舗装された道路に比べ、泥ハネや砂ぼこりが多くつきやすく、汚れたら早めに対処することが大切に。
また室内もホコリや砂が溜まりやすくなるので、しっかりと掃除をすることで次のキャンプでも気持ちよく使うことができますね。
【キャンプ後の車汚れベスト3】はここ! 汚れやすいところを事前に覚えておこう
キャンプ後に目立つ主な車の汚れベスト3をご紹介!
あらかじめ汚れやすいポイントを把握しておいて、汚れ防止を施したり、キャンプ後は入念にお掃除するようにしましょう!
1. タイヤ周り
キャンプ後に、やはりダントツで汚れるのがタイヤ周りです。
タイヤだけでなくフェンダー内側の泥ハネや、草や木の枝がホイールについていたりすることも。
また、砂利道などを走行した後は、タイヤの溝に小石などが挟まることもあるので車に乗った後はよく確認しましょう。
2. 室内のゴミやホコリ
車内のフロアマットやシートには、砂や小さなゴミもよくたまりがちです。
シートのつなぎ目や隅に溜まっているゴミは、こまめに掃除をしないとなかなか取れにくくなってしまうこともあるので要注意。
また、小さなお子さまがいるとお菓子やジュースをこぼしてしまい、シートを汚してしまうこともあるので、こまめな掃除が必要になります。
3. ボディ・ワイパー周り
見落としがちな箇所が、ワイパー周りです。
ワイパーの下には、よく木の葉が隠れている場合がありますので、しっかりと取り除いてから全体を洗浄していくのがベター。
雨などの水分を含んだ木の葉は、そのままにしておくと腐敗が進み、エンジンルームに溜まってしまうと思わぬ故障やトラブルの原因となります。
キャンプ場は、周辺に樹木が多い場合があるので注意しましょう。
【部分別の掃除方法&便利アイテム】キャンプ後の車の汚れはポイントを押さえてお掃除を!
汚れやすい場所を把握したら、それぞれの効果的なお掃除方法をご紹介します!
「タイヤ周り」を洗浄するときのポイント
タイヤ周りの洗浄で重要なのが、ボディよりも先に洗うことです。
タイヤ周りは泥などの汚れが多くついている場合があるので、後から洗浄すると汚れが飛び散ってしまう可能性があります。
「ケルヒャー」の高圧洗浄機シリーズは、家庭用の製品が豊富で自宅での洗車にピッタリ!
本体は5キロ以下と軽量で価格も1万円台から手に入るなど一台あるととても便利です。
タイヤ周りのしぶとい泥汚れにも効果的。
「車内のシートやフロアマット」のお掃除方法
取り外しのできるフロアマットは、砂や埃をよく払い落とします。
そして、ハンディクリーナーで細かいゴミや汚れを吸い取ってしまいましょう。
筆者は、マキタの「コードレス掃除機CL108」を愛用中!
コンパクトで重さ約1kgと扱いやすいうえに、バッテリー式なのでどこでも使えるのがいいですね。
フル充電で最大25分という長い稼働時間も◎
マキタ コードレス掃除機CL108
「シートの汚れ」は専用のクリーナーで取り除く
飲みこぼしのシミは、専用のシートクリーナーで汚れを取り除いていきましょう。
ポイントは、汚したらすぐに掃除をするということ。
時間が経つほど、汚れが染み込んで落ちにくくなってしまいます。
シートクリーナーの他に、食器用の中性洗剤を使って掃除する方法も。
「ボディ・ワイパー周り」も丁寧に洗う
汚れが車全体の印象を左右するボディーは、まず全体を水洗いし、汚れを取り除きます。
その後、カーシャンプーをよく泡立て洗車。
上から下の順番で丁寧に洗いましょう。
筆者はこのカーシャンプーを5年以上愛用していますが、程よい艶とコーティング感が気に入っています。
注意点として、ガラス部分をこれで洗ってしまうとワイパーのゴムが引っかかりやすくなるので、窓ガラスは専用の洗剤を使用してください。
ワイパー周りは、葉っぱなどの大きな汚れは手で取り除き、ゴム部分はスポンジやクロスでさっと拭き上げればOKです。
【ちょっとひと工夫!】車の汚れ防止&お掃除中に活躍するアイテムはコレ!
最後に、あらかじめ車内が汚れないようにしておく工夫や、車のお掃除中に役立つキャンプアイテムもご紹介しておきます!
【車内の汚れ防止に】普段からラグやシートを敷いてお手入れの手間を最小限に
筆者は、荷物を積むトランクにシートを敷いて、車内を極力汚さないようにしています。
これならゴミやホコリが落ちても、サッと払い落とせば問題無し!
薪などを積むと、どうしても木のササクレなどが落ちて、シートに引っかかりやすくなり、より掃除することに労力を割かなくてはなりません。
ペンドルトンのラグマットは、このように車内に敷いて荷物の保護用としても活躍します!
【車のお掃除にキャンプアイテムが活躍!】ウォータージャグは洗車中の手洗いにも使える
キャンプアイテムが車のお掃除にも役に立つことも!
筆者は、キャンプでSOTOのウォータージャグ「ST-620LV」を愛用していますが、洗車中の手洗い用にも大活躍!
車内の水拭きをする時にも重宝していますね。
予めタンクに水を入れておけば、どんな場所でも使うことができます。
キャンプ後のひと手間で愛車はいつも快適に! 放置せず、車掃除を習慣化しよう
楽しかったキャンプの後、意外と汚れてしまっている愛車たち。
アウトドアは、どうしても砂埃や泥ハネなどが付きやすい環境になりやすいです。
ポイントを抑えて、効率的にお手入れをすれば快適にそして長く愛車でのキャンプを楽しむことができます!
面倒と思わず、きちんと掃除をすることで次回も快適に車でお出かけできますね!
今回は、キャンプ後の車の掃除やお手入れについてご紹介しました。
ぜひ、参考にしてみてください。
▼その他の車&キャンプギアのお掃除方法はこちらの記事も参考にどうぞ!