【レスリング】川井梨紗子にかかる五輪3連覇の期待 吉田沙保里の直撃に「大変な道のりになる」

五輪連覇を果たした川井梨紗子

東京五輪・レスリング女子57キロ級で金メダルを獲得した川井梨紗子(26=ジャパンビバレッジ)が6日、日本テレビ系情報番組「ZIP!」に出演。五輪3連覇の吉田沙保里の〝無茶ぶり〟に困惑しつつも24年パリ五輪で期待がかかる3連覇への思いを明かした。

女子62キロ級の妹・友香子とともに日本勢として同一大会で初の金メダルを獲得。個人としてもリオ五輪の63キロ級に続く2大会連続の金メダルを獲得した。一夜明けて出演した同番組では「朝もう1回メダル見た時に『もう昨日なんだ』って。ちょっとずつ実感が出てくるのかな」と振り返り、VTRで両親から労いの言葉が送られると涙ぐむ一幕もあった。

同番組のパーソナリティを務める吉田からの質問コーナーで「ズバリ現役時代の私に勝てる自信はありますか?」と聞かれると「それは違うでしょ、ないないない。ないですよ」と苦笑い。とはいえ川井にはパリ五輪で吉田に並ぶ五輪3連覇に期待がかかっているのは事実だ。「それを超える自信は?」と問われると「終わった瞬間に連覇のほうが大変だなって、初優勝よりもって思って。そう思ったときに、沙保里さんと(五輪4連覇の伊調)馨さんは何で3回目を目指したんだろう、なんでそういう発想になったんだろうって本当に『すごいな』としか思わなくて。今はまだ終わったばかりなので『ハイ次』って言えないですけど。大変な道のりになるんだろうなと。まだ全然先のこと考えてないですけど」と語っていた。

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