見かけたらラッキー!「ながにゃん」の散水電車 暑い夏の日に活躍

赤迫-大学病院間に限り走行する「ながにゃん」仕様の電車

 長崎市内の路面電車のレールに水をまいて冷やす散水車が今夏から、赤迫-大学病院間に限り、運行する長崎電気軌道の公式キャラクター「ながにゃん」仕様の電車タイプに代わった。
 暑さによるレールのゆがみを防ぐのが役割。これまでの自動車タイプは鉄橋など入れない区間があったため、イベント用の花電車を改造した。車両の中央に容量1千リットルのタンクを二つ積み、レールに向けたホースから水を出す。
 35度以上の猛暑日が予想される日限定で走っており、ながにゃんはツイッターで「暑い日はお仕事してますにゃん」とアピール。7月中旬の導入以来、走行回数は3回とかなりレアで、担当者は「見かけたらラッキーですね」。

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