輝く絶景 夕日に映える”7万本のヒマワリ” 南島原の休耕畑が見ごろ

夕日に映える約7万本のヒマワリ=南島原市加津佐町

 長崎県南島原市加津佐町津波見の広域農道(雲仙グリーンロード)沿いの畑で、緑肥用のヒマワリが夕日に照らされ鮮やかに輝いている。
 近くの農業、渡部利徳さん(72)が、1万4000平方メートルの休耕畑に約7万本を植栽。橘湾に沈む夕日と一面のヒマワリが織りなす絶景を一目見ようと、多くのカップルや写真愛好家らが集まっている。
 渡部さんは「コロナ禍で息苦しい非日常が続くが、夕日に染まるヒマワリを見て癒やされてほしい」と来訪を呼び掛けている。今月10日まで見ごろ。咲き終わると畑にすき込み、ジャガイモを育てる肥料にする。
 問い合わせは南島原ひまわり観光協会(電0957.65.6333)。

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