東京五輪・パラリンピック組織委員会は6日、メインプレスセンター(東京・江東区)で会見を行い、同センターおよび競技会場等で販売されているコカ・コーラの値段設定について説明した。
以前、本紙はMPC内の自動販売機で500ミリリットルのコカ・コーラが「280円」で販売されていることを写真付きで紹介。関係者間では「最高位のスポンサーなのに…」「これがリアルなぼったくり」との声が漏れていたが、国立競技場や日本武道館らの競技会場ではさらに高い「300円」の値段がついていた。
これについて組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「価格は組織委とCCJC(日本コカ・コーラ社)との協議をベースにし、私どもが慎重に状況を見て決定している」とした上で「安全かつ特別な環境を提供したい意図があり、そういった観点から消費者に提供する上でコストが高くなるため、市場の価格より高くなりました」と説明した。