カルチュア・コンビニエンス・クラブは５日、東京・渋谷区の代官山 蔦屋書店でポール・マッカートニー豪華写真集『Paul』コレクターズ・エディションを入荷したと発表した。世界６００部限定生産の同写真集はアートブック専門出版社として世界的に知られるタッシェン（TASCHEN）が手がけ、名手ハリー・ベンソンが撮影した新刊で、同書店３号館２階の音楽フロアで取り扱う。価格は税込９万９０００円。入荷は少部数で、同フロアには閲覧用のサンプル版を展示する。
ポール・マッカートニーは1962年にビートルズでのデビュー以来、既に半世紀以上にわたり不動の人気を誇る、現代随一のミュージック・アイコン。そのポールを、ビートルズが世界的に旋風を巻き起こした1964年当時から撮影し始めたのがスコットランド出身のフォトジャーナリスト、ハリー・ベンソンで、グループ解散後もポールとリンダ夫人（当時）との親交を深め、ポールの足跡を記録し続けた。
本書に収録された100枚以上のモノクロおよびカラー写真には多くの未公開ショットが含まれ、ビートルズの全盛期から「ウィングス」時代のレコーディングスタジオ、家族との時間、1975～76年の「ウィングス・オーヴァー・アメリカ（Wings Over America）」ツアーの舞台裏とステージパフォーマンス、ニューアルバムの祝賀パーティを豪華客船クイーン・メリー号で開催し夜通し踊り明かす姿、そして1990年代の初めにリンダ夫人とイギリスの農場で過ごす風景など、常に脚光を浴びつつも、どこか謎めいた雰囲気を持つポールの魅力が詰まったコレクションとなっている。
（よろず～ニュース編集部）
