南部スポ少が全国へ 中学生の少林寺拳法大会

小谷芳正町長(右)と井戸和彦教育長(左)に全国中学生少林寺拳法大会出場を報告した少林寺拳法南部スポーツ少年団支部の部員ら=和歌山県みなべ町芝で

 和歌山県みなべ町の少林寺拳法南部スポーツ少年団支部の中学生部員が、13~15日に福岡県久留米市で開かれる第15回全国中学生少林寺拳法大会(少林寺拳法連盟、全国中学校少林寺拳法連盟主催)の男子単独演武と団体演武に出場する。

 単独演武に出場するのは、大川綾斗君(南部中学校2年)。団体演武は大川君と濱路太志君(同)、大山悠君(同)、堀口虎之介君(南部中学校1年)、宮本音哉君(同)、大木琥太郎君(同)、西山丈君(同)の7人。6月13日にかつらぎ町の笠田高校であった選考会で県代表に決まった。

 大川君は「今までの練習の成果を十分に発揮して優勝できるように頑張りたい」と力強く語った。

■町長と教育長に報告

 部員は4日、南部スポーツ少年団支部の三前雅信支部長と一緒に同町芝の町役場を訪れ、小谷芳正町長と井戸和彦教育長に全国大会出場を報告した。

 小谷町長は「新型コロナウイルスの感染や健康に気を付けて、大会に臨んでもらいたい。一人一人が持てる力を十分に発揮すれば結果はついてくる。みなべのPRもお願いしたい」、井戸教育長は「全国大会出場は名誉なことで、貴重な体験になる。日頃の鍛錬の成果だと思う。コロナで大変な時期だが、十分に気を付けて頑張ってもらいたい」と激励した。

 三前支部長は「とりあえず予選を突破できればと思う。自分の力を発揮できれば可能だ」と話していた。

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