沖縄デルタ株、8割に迫る 本島中部や宮古は9割近く

 沖縄県は6日、感染力が強い新型コロナウイルスの「デルタ株」への感染事例(疑い含む)を、今週に入って県内で595人確認したと発表した。検査件数(754件)に占めるデルタ株の検出割合は78.91%で、前週(7月26日~8月1日)の56.63%から上昇し、約8割が置き換わった状態となった。
 地域別では、宮古島保健所管内が89.47%(19件中17件)、沖縄本島の中部保健所管内が88.98%(354件中315件)と全県平均を大きく超え、9割に迫っている。
 デルタ株の検出割合は7月5日~11日が3.80%(検査件数237件中9件)、12~18日が14.63%(246件36件)、19~25日が33.66%(205件中69件)、26~8月1日が56.63%(332件中188件)。
 
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