憧れの「食材の現地調達」キャンプに挑戦! 結果は大漁!もう食べられなイカ…【ふくいのそと遊び】

夕日が美しい。さあイカ祭りの幕開けだ
イカ漁大成功! 安心して眠れます
新鮮なイカ、イカ、そしてイカ…
イカめしもおいしそう

 夏本番。皆さんはどんなアウトドアライフを過ごしていますか?

 ここしばらくは、登山を楽しんだ後に近くのキャンプ場で泊まることが多かったのですが、先日、2泊3日の日程で石川県の能登リゾートエリア増穂浦で遊んだことを紹介します。

 今回のキャンプでは「食材を現地で調達する」に挑戦! 今が旬のイカ釣りをキャンプのプログラムに初めて組み込んでみました。

 空前のキャンプブームとは言われていますが、この日は広いキャンプ場には我々5組のみ。このキャンプ場は海岸に隣接していて、近くには僕らが利用した漁港もあり、海水浴や釣りなどウォーターアクティビティーも兼ねたキャンプスタイルにはおすすめな場所です。

 キャンプ場に到着してまず居住区をせっせと設営し、早速イカ釣りです。

 初の船釣りに備えて軽い腹ごしらえをしてから酔い止めを服用します。午後5時になり待ち合わせ場所の漁港についたのですが、船酔いが心配でしたが思っていたよりも大きな漁船。揺れも少なそうで安心しました。イカ釣りは素人なので、一緒に行った経験者の方にアテンドしてもらいましたので助かりました!

 いよいよ出港し最初の漁場へ。まず友人が最初の1杯を釣り上げ、期待が高まります…が、その後はまったくアタリはなくなりました。「海から見る夕日は綺麗だな」。ぼんやりと虚空を眺める、そんな時間がゆっくりと流れます。

 その後場所を変えてからは、ようやくイカが釣れ始めました。先ほどまでの静寂がまるでうそのように、結局5人で150杯以上を爆上げし帰路へ。今回のキャンプは、ほぼイカづくしのメニューで考えていたので、これで安心して眠れます。

 2日目、いよいよイカづくしキャンプがスタートします。

 イカソーメンから始まり、イカ丼、イカ飯、イカ焼き、イカのかき揚げ・天ぷらなどなど、途中お肉を挟んでまたイカメニューに戻りエンドレス…。人生で一番イカを食べた日ですね(笑)

⇒イカ尽くし料理の数々

 食材を自分たちで取ってそれらを食べる! これってキャンプの醍醐味の一つですね。毎回、自分たちで調達するのはしんどいので、たまに挑戦してみるくらいが良いですが(笑笑)。初めての挑戦のときには、仲間に経験者がいると心強いです。今回のイカ釣りのアテンドを一緒に行った友人にしてもらったように、アウトドアでの遊びはそれぞれが得意な事を行動して、お互いがお互いをアテンドし合うと絆が深まりますし、何より危険も少なくなるので安心です。

 また今回は「食材を自分たちで調達」がテーマでしたが、仲間と話していろんなテーマを決めてキャンプをしても楽しいですよ。

 例えば、全員の服の柄をドット縛りにしたり、帽子の色やテントの形を統一したり…。他から見てても、あのグループめっちゃ楽しそう!と見えるのでは。後で見返す写真もいつも以上に楽しくなるはず。

 SNSでも〇〇のキャンプ場に大量のドット柄の人が…なんていうのも笑えますね。

 僕もそんなキャンプ場ぜひ見てみたいです。

(アウトドアセレクトショップ「MONOLITH/モノリス」=福井市中央1丁目 吉川雄一)

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