小沢一郎氏 “読み飛ばし” 菅首相を猛批判 「絶対に非を認めない…ここまで来ると異様」

小沢一郎衆院議員

立憲民主党の小沢一郎衆院議員(79)が6日、事務所公式ツイッターを更新し、広島平和記念式典で「読み飛ばし」の失態を演じた菅義偉首相(72)を猛批判した。

小沢氏は「これだけ重要な式典の場合、準備された原稿を読むのは当然」とした上で、「事の重大性を考えれば、総理として最低でも中身を理解し、噛み締め、犠牲者への追悼の思いを込めながら読むべきもの。政府の姿勢すら問われかねない」と失態を斬り捨てた。

さらに、菅首相が会見で、新型コロナウイルスの感染拡大と東京五輪の関連性はないとの考えを示したことについて「絶対に自分の非を認めない。ここまで来ると異様」と首相の姿勢を問題視。続けて「専門家も影響あると認めている。目を閉じ耳を塞ぐ人間に、この難局における総理大臣など務まろうはずがない。総理がこれでは、ますます危機的状況になる」と〝首相失格〟の烙印を押した。

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