「すべてのことに終わりがある」ソフトバンク・バレンティン 引退示唆の背景

引退示唆の背景とは…

ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(37)が自身のツイッターで〝日本ラストイヤー〟を示唆してザワつかせている。

7月23日にも「すべてのことに終わりがある」と意味深なツイートをしていた。

その後、5日深夜に「スワローズ(の選手)として引退すべきですか?」(現在は削除済み)。続けて「日本での最後のシーズンの時が来ました。神宮(球場)ですべてのファンの前で記念試合ができることを願います」とツイートした。

今季のバレンティンは打率1割8分2厘、4本塁打、9打点に低迷。昨季、ヤクルトから移籍してきたものの、2年連続で不振に陥っている。

親しい関係者の話によると、引退示唆の背景には、昨季からコロナ禍で家族の来日がかなわず、シーズンを通して離れ離れになっていることが大きな要因としてあるという。

外国人選手にとって家族問題は大きく、すでに巨人・スモーク、西武・メヒア、オリックス・ロメロが退団している。

この日のバレンティンはウエスタン・中日戦(佐賀)に4番・指名打者として出場。ノーヒットだったが4打席に立った。

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