【侍ジャパン】巨人・原監督が占う日米決勝戦! 準々決勝のサヨナラ勝ちは有利に働くか?

原監督の決勝戦予想は

東京五輪野球日本代表は悲願の金メダル奪取へ、7日の決勝戦(横浜)で米国代表と雌雄を決する。

米国と言えば、2日の準々決勝で対戦し、侍ジャパンが7―6で9回サヨナラで下した相手だ。勝った相手との再戦は、精神面などあらゆる面で有利に働くものなのか。2009年WBCでは日本代表を率い、世界一に導いた巨人・原辰徳監督(63)は6日に「(準々決勝で米国に)勝ったということは事実としては残るけど」とした上でこう強調した。

「まったく関係はない。もうフラットな勝負、横一線からスタートするわけだからね」

また、指揮官が警戒をしたのは、敗戦後の米国代表メンバーの姿勢で「前回のあの悔しがり方というのは、いわゆる『show the flag』の前だとアメリカ人というのはすごいものがあるんだなと感じた」という。

とはいえ、国を代表する誇りを胸に戦うのは侍ジャパンも同じだ。原監督は「野球大国、アメリカ。望むところでしょう。油断はもちろんしないんだろうけど、すごいスリリングなゲームになるんじゃないかなと思うね」と予想。5連勝で頂点に駆け上がれるか――。

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