エンゼルス・大谷の動画が全米で話題 タイトルは「ザ・ギフト」

大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は6日(日本時間7日)の敵地ドジャー・スタジアムでのドジャースとの交流戦でスタメンから外れた。ベンチスタートは7月23日(日本時間24日)の敵地ツインズ戦以来、14試合ぶりだ。その大谷のトリビュート動画がMLBネットワークなどで紹介され、話題を呼んでいる。

MLBネットワークのトム・バードゥッチ記者の制作でタイトルは「ザ・ギフト」で6日にアップされた。5分弱の動画は日本の美しい梅の木の映像から始まる。大谷がプロ野球選手として第一歩を踏み出した日本ハムの二軍本拠地千葉・鎌ケ谷の梨を紹介、「鎌ヶ谷の丘には500年にも渡って梨の木が生えている。梨はあまりにも貴ばれているため、ギフトとして贈られることが多い。その同じ場所に2012、新しいギフトの根が生えた」と、大谷を贈り物として喜ばれる梨に例えた。

花巻東時代から、現在に至るまでの映像を組み合わせながら「色んな呼び方がされるけど、一番は『まるでリトルリーガーのよう』だ。打って、走って、投げて、楽しむ。数ある大谷の才能の最高は、12歳だった自分を再発見するインスピレーションを与えていること」と絶賛。「大谷は梨と同じようにシンプルなギフトとして、幸運の象徴として、自然の驚異として感謝されている」と締めくくった。大谷の活躍を象徴する美しい映像だ。

動画を見たファンは「シンプルにベスト!!」「涙が出そう」「彼は本当にギフト」「まさに喜び」「美しい」「なんてクオリティーの高い映像」などと高評価、SNSで拡散されている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社