【卓球】水谷隼 引退の意向を表明にパリ五輪監督を望む声

水谷隼

東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32=木下グループ)に、早くも24年パリ五輪での監督就任を望む声が上がっている。

水谷は男子団体3位決定戦から一夜明けた7日の会見で、目の不調を理由に現役を引退する意向を示した。これにはネット上でも「有終の美だと思う。お疲れさまでした」「最高で最強の功労者。日本がここまで強くなったのはあなたがいたから」とねぎらう声が殺到した。

水谷本人は今後については言及していないが、ネット上では「指導者として卓球とかかわってほしい」「次回の五輪でもコーチか監督の立場で拝見できることを願う」と指導者就任を期待する声もあった。

6日に銅メダルを決めた直後は張本智和(木下グループ)が水谷に抱きつき「感謝しかない」と口にするなど、後輩たちからの信頼も厚い。果たせなかった男子団体での金メダル取りを後輩たちに託した水谷が、今後も代表チームにかかわることがあるのか注目だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社