東京五輪の新体操団体予選(7日、有明体操競技場)でセーラー戦士が躍動した。
同種目に出場したウズベキスタン代表が日本国民の胸を熱くさせた。胸元に大きな赤いリボンをあしらったレオタードで登場。それを見て誰もがアニメ「セーラームーン」を思い起こす中、さらに会場にはアニメのオープニングテーマ「ムーンライト伝説」が。演技曲として選曲したのだ。
楽曲に乗り、華麗かつ軽やかに踊るセーラー戦士たちは、上位8チームによる決勝に残ることはできなかった。しかし日本で生まれたアニメ作品をテーマに選んだことに日本のファンを騒然とさせた。SNSでは「可愛すぎてミラクルロマンス」「見て泣いた。ありがとう、ウズベキスタン」「日本国民から感謝の金メダルを差し上げたい」との声を上げ、日本の作品へのリスペクトに感謝の気持ちを示していた。