【東京五輪】台風接近でどうなる? 組織委「現段階でスケジュールは維持されている」

閉会式が行われる国立競技場

東京五輪の閉会式を前に台風接近が懸念されている。現在、台風10号は8日午前中にも関東に接近するとみられており、競技日程に影響が出る可能性もある。

同日午前中には日本の快進撃で大きな話題を呼んでいる女子バスケットボール決勝戦(さいたまスーパーアリーナ)、五輪閉幕の華と言われる新体操・団体決勝(有明体操競技場)などが開催予定。夜8時からは国立競技場で閉会式が行われる。

競技時刻変更について組織委・高谷正哲スポークスパーソンは「いろいろな可能性があり得るが、台風は進路の想定ができる。フェーズの変化を見ながら必要なタイミングで必要な判断をする」としたうえで「今の段階では少なくともすべての競技スケジュールは維持されている」と話した。組織委の気象チームの想定による準備としては、各競技会場レベルでテントの片付けなどの措置を検討しているという。

今大会はこれまでテニス競技、女子サッカー決勝戦、マラソンなどで開始時刻が変更になっている。

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